【書評】嫌われる勇気を実践したら本当に嫌われた

マインド

こんにちは、ハロゲンです!

今回は、嫌われる勇気を読んだので書評とか実践したことを書いていこうと思います。

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概要

心理学の三大巨頭の一人である。
アルフレット・アドラーの心理学を
青年と哲人の二人による会話形式でまとめられた本です。

でアルフレット・アドラーの心理学って何?
って思うとおもうんですが
アドラーの心理学は
「どうすれば人は幸せに生きることが出来るか?」っていう問いに
極めてシンプルかつ具体的に答えを提示しているんです。

これだけだと分からないと思うので
アドラーの心理学の例を書いてみますね。

急ですが「信用」と「信頼」の違いって分かりますか?

説明すると
「信用」っていうのは、他社を信じるときに条件を付けることです。

たとえば銀行でお金を借りようとしたときって担保が必要じゃないですか
で銀行は担保の価値によって
じゃあこれだけ貸しましょうってことで貸し出し金額を決定します。

そしてこの時って
「あなたが返してくれるなら貸す」
「あなたが返済可能な分だけ貸す」
というこ条件が付いているのです。
これが「信用」ということになります。

また、友達にお金を借りる時に
「まあ返してくれるなら貸す」
って言ってくる友達がいたら
それは「信用」されてはいるが「信頼」はされていないということです。

まあ大体の人が「いやいや条件は出すでしょ」って思いますよね。
でも逆に言えばあなたはその相手を心の中では「信頼」していないってことなんです。

そんなことないって人がいるかもしれませんが
本当に返してくれるって信じているなら
条件とか出さないと思うんです。

で「信頼」について勘がいい人なら分かっていると思うんですけど説明すると
他者を信じるにあたり無条件に信じることです。

そしてアドラーは無条件に人を信じろって言っているんです。
ようは誰にでも信頼しろってことですね。

「はぁ?何言ってんだこいつ」
「そんなことしたら騙されまくるじゃん」

って思いますよね。
でもここで考えてもらいたいのは
騙すとか裏切られるって行為は
自分ではなくて他人がどのように行動するかによって変わりますよね。

だから「他者が~だから」ではなく「自分がどうしたいか」だけを考えればいいってアドラーは言っているんです。

じゃあアドラーが言っているのは
「騙され続けても人を信頼しろってこと?」
「ただのお人好しのバカであり続けろってこと?」
と感じますよね。

でも、アドラーは対人関係を良く築きたいときの手段として
この信頼を用いろって説いているんです。

だからもしよくしたいと思わないなら
断ち切ってしまっても良いってことなんです。
この断ち切るという行為も「自分がどうしたいか」という考えに基づいているんです。

しかし、そう簡単に信頼することも怖いと思います。
そう思う人は「彼女が浮気しているかもしれない」と疑念を抱いたと想像してみてほしいです。

そうしたら多分
相手の何気ない言動、誰かと電話しているときの話し方、連絡が取れない時間帯、何気ない普段着の変化
とか疑いの目を持ってみれば色々なものが浮気の証拠に見えてきます。

でこの時って相手に裏切られたときのことばかりを心配しているんですね。
でも、信頼することを恐れていたら、結局は誰とも深い関係を築けないんです。

だから、深い信頼関係を築く勇気を持つことで
対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えるとアドラーは言っているんです。

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感想、実践してみた結果

心理学の本だから小難しいのかと思うかもしれないですが、
対話形式で書かれているのでかなり読みやすいです。

内容は上に書いたように結構強引な理論が多いですが
実践したいと思ったところは実践して
それは違げーだろってところは別に無理してやる必要はないと思います。

アドラーの心理学に興味がある方ならおススメです。

で実際に「自分がやりたいことだけやる」「人に嫌われないような言動とかの制限をなくす」
っていうのを実践しました。

例えば

「あした遊びに行かね?」

「ごめん、行かない」(別に遊びたくないしなー、忙しいし、そもそも信頼してないし)

とかです。

で多分本を読む前なら浅い信用関係を築くために忙しくても行ってたと思います。

こういうこととか本音で発言とかを繰り返してたら
見事に周りから人がいなくなって嫌われましたよねW

でも数人の僕が信頼を寄せている人は仲良くしてくれました。
忙しくて遊べない時、遊ぶ気分じゃない時
とかで断っても何回も遊びに誘ってくれました。
さらに正直に発言できるので変に気づかわないで日々の生活を送れました。

でこの時
変に浅い関係の人が多数いるより
信頼していて自分のことを分かってくれている人が数人だけいれば楽しいな
ってことに気づきました。

だから今後もこれを実践していきたいと思います。

ではでは、