こんにちは、ハロゲンです。
突然ですが
あなたは、人に褒める時なにか気を配っていることがありますか?
おそらく多くの人は、
ただ褒められばいいやと
感じているかもしれません。
よく本とかで書いてあるのは、
「丁寧にやるのは、良いことだけど
もうちょっと早く仕上げてほしいな」とか
「いつも、よくやっているけど
今回は反省してもらうよ」
みたいな叱る時にやる気を出させること
しか書いてありません。
ということで、今回は、
人の褒め方について話していこうと思います。
人によって褒め方を変えるべし!
多くの人は、褒めればいいと思っているかもしれません。
しかし、それは、誤りです。
心理学では、認知的整合性理論というものがあります。
難しい言葉ですが簡単で
「自分が感じていることに対して反応する」
というものです。
これでも、ピンと来ないと思うので
たとえば、
自己評価がものすごく高い人がいたとします。
その人がもし、少しいいことをしていて
あなたから、褒められたら
当然、喜びますよね。
逆に、自己評価が低い人がいたとします。
その人に同じように褒めたとしたら
喜びますか?
おそらく、多くの人は、
褒められたら喜ぶでしょ!
と思うかもしれません。
しかし、この場合は、
逆効果になります。
自己評価が低いということは、
自分の能力を過剰評価しています。
そのため、少しの良いことをした時の褒めると
「そんなの誰にもできる」
「この人は、自分の能力を分かってない」
という風に不快に思ってしまうんです。
更に、あなたの評価も下がってしまうので注意が必要です。
これが自己評価の高い場合だと
「俺は、できるから褒められるのは、当然!」
のように、褒めるごとにモチベーションは、
上がっていき
あなたの評価も上がります。
このように、
自己評価が高い人は、褒めまくり
自己評価が低い人は、かなり良いこと以外に
褒めるべきではないんです。
昔のことを思い出してみると
僕は、かなり自己評価が低いので、
テストで、運良く普段よりも良い点をとって教師に
「今回、頑張ったね!」
と言われても嬉しくなかった思い出があります。
だって、僕から見たら
なぜか運良くテストができたわけですから
頑張ってないわけで
そこで、頑張たね!と言われても
嬉しくないわけです。
あと、この時同時に思ったのは、
この教師、俺のことわかってないな
と思いましたね。
他にもいろいろありますが
長くなるのでこの辺にして
とりあえず、まとめると
人のタイプによって褒め方は、
変えたほうが良い!
自己評価が高い人は、
少しのことでも褒め、
自己評価が低い人には、
かなり頑張ったときに褒める。
でした。
もう一つ最後に褒めるときに有効なことを
紹介したいと思いいます。
ウィンザー効果
いままで、人によって褒め方を変えるべき
と話してきました。
しかし、どう褒めるのがいいのでしょうか?
結論から言うと、
第三者を使うのがベストです。
人は、直接褒められると
少なからず、お世辞や激励かな?
と思ったりします。
しかし、第三者から
「部長がお前のことすげえ褒めてたよ」
と言われたらどうでしょう?
多分、直接言われるより
嬉しいですよね。
このように第三者から伝えると
みんなが知っていて
信憑性も高い感じ
本当に褒めてくれていたんだ!
と思うわけです。
心理学では、これをウィンザー効果といいます。
他にもウィンザー効果は、
マーケケティングでステルスマーケティングと言われて
使われています。
では、どう使うのかというと
本人に直接話すのではなくて
他の誰かに褒めたい人の良いことを話します。
すると、伝染するように、
良い噂が広がっていき
本人の耳に届くわけです。
さらに、本人が喜ぶ以外にも
人のいいところを見つけられる
あなたの評判も上がります。
考えてみればわかるとおり
人の悪いところをいうう人よりも
人のいいところを言ってくる人のほうが
断然いい印象をうけますよね。
だから、ウィンザー効果を使うと
あなたの評価も上がるし
本人も喜ぶという
ことが起きるんです。
最後に今回の記事をまとめると
・自己評価の高さによって褒め方は変えるべき
高い人には、少しのことでも褒める
低い人には、かなりいいの場合に褒める
・褒めるときは直接ではなく
第三者から褒める
すると、本人は、信憑性が高いと感じ喜ぶ
褒めたあなたも、評判が上がる。
でした。
ぜひ、意識してみてくださいね。
それでは!