人は、自分に似ている人を助ける?!好かれたいなら真似をしたほうがいい理由

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心理学

こんにちは!ハロゲンです。

 

よく、心理学の本で

「相手と同じ動きをすると好意的になる」

ということが書かれています。

 

これをミラーリングと言われていますが

実際、効果があるのでしょうか?

 

結論から言ってしまえば

効果は、あります!

 

しかし、それは、同じ動作いがいでも

効果は、十分にあります。

 

年齢や誕生日、服装が似ている

だけでもです。

 

ということで、今回は、

「人は、どのような人に好意を抱くのか?」

を話していこうと思います。

 

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類似性で好意が変わる

 

冒頭で言ったように、

人は、自分と親しい人に対して

好意をいだきやすくなります。

 

「そんな、ことない!」

と思うかもしれませんが

実際に実験で分かっています。

 

心理学者のリサ・ドゥ・ブリュイヌは、

協力をすれば平等に利益が出すことができるが

一方が裏切ると他人が損をする

2人で行うゲームをしました。

 

しかし、実際は、2人ではなく

もうひとりは、コンピューターでした。

 

そして、そのコンピューターの

顔を全く赤の他人の顔を

被験者に似ている顔の2つを用意し

どのように変化するか実験をしてみました。

 

すると、赤の他人の顔の場合は、

信頼せず協力的になりにくく

 

自分の顔に近い場合には、

信頼は、高くなり

協力的になりました。

 

それに加えて、誕生日や名前などの共通点を増やすと

相手に対して好意が高まり

より、協力的になりました。

 

つまり、人は、似たような人物に対して

好意を抱きやすく、信頼も高くなります。

 

また、他の居切市の心理者がやった実験でも

同じことが分かっています。

 

その実験では、サッカーのマンチェスター・ユナイテッドのファンを

募集して集め、建物までの道を歩かせました。

 

すると、建物まで歩いている最中に

人が土手に滑り落ちます。

 

もちろん、多くの人が助けると思いますが

これも、類似性によって大きく変わります。

 

まず、土手に落ちた人が

普通のTシャツを着ている場合

助けたのは、33%だけでした。

 

一方、土手に落ちた人が

マンチェスター・ユナイテッドのTシャツを着ている場合には、

なんと92%の人が助けに向かいました。

 

この2つの違いは、

Tシャツだけです。

 

しかし、それだけで約3倍も

助ける人の違いが出ました。

 

このように、

人は、自分と趣味が同じであったり

似ている人に対しては、協力的になることが分かります。

 

では、なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

 

理由は、昔の集団生活にあります。

 

集団で生活をすると

同じように行動をして

同じ食事をして

同じ生活をするようになります。

 

すると、

「同じこと」をするというのは、

同じ集団であるということで

安心感や信頼感が生まれます。

 

だから、同じ行動をすると

人は、「同じ集団の仲間だ!」という風に

好意を抱きやすくなるんです。

 

また、助ける理由は、

同じ集団にいる人を助けると

その集団全体が良くなります。

 

そして、集団全体が良くなると

自分にいいことが跳ね返ってきて

得をするんです。

 

まあ、ここまで、助けるときに

考えないと思いますが

これが似ている人を助ける一つの理由です。

 

ここまで話したとおり、人は、集団で生活をする生き物で

自分に似ている人を高く評価します。

 

だから、似ている人を助けるし

簡単に好意をいだいてしまいます。

 

この法則をしっていれば、

相手に好かれたい時に、似た服を服装や

同じ動作をすることができます。

 

逆に相手が真似していると感じたら

それは、相手があなたに好かれたいのかもしれません。

 

まあ、この類似性の使いかは、

無限大なのでぜひ使ってみてくださいね。

 

それでは!