こんにちは、ハロゲンです。
今回は、「ファクトフルネス」という本を読んだので
その感想を話していこうと思います。
僕は、普段から、心理学や行動経済学の本を読みます。
特に行動経済学の本では、
人の不合理な判断が見ることができます。
たとえば、
1000円最初にもらったとして
2つの選択肢があり
1つめが
500円確実にもらえる。
2つめが
50%の確率で1000円もらえる。
の場合多くの人が1を選びます。
しかし、
最初に2000円もらったとして
1つめが
無条件に500円を失う
2つめが50%の確率で何ももらえない
という選択肢になると
2の選択肢が選びます。
よくよくみてみてると
どちらの選択肢も同じ報酬です。
ですが、多くの人は、
最初の質問と打って変わって違う選択肢を選んでしまうんです。
他にも
リスクが低いものに恐怖を覚えてしまい
逆にリスクが高い方を選んでしまうことをしてしまうことがあります。
9・11テロ事件のあと
多くの人は、飛行機に対して
恐怖を覚えました。
それにより、
飛行機ではなく自動車を使う人や
自転車、電車を使う人が増えました。
すると、どうでしょう。
自動車の死亡者が焼く1600人増加しました。
9・11事件で亡くなった人の数は、
これよりも多いですが
飛行機に乗っていた人は、自動車の死亡者よりも少ないです。
さらに、飛行機事故が起きる確率というのは、
0・000025%です。
ちなみに、自動車事故は、0.8%だそうで
飛行機事故の約2000倍以上も事故にあう確率が高いんです。
このように、恐怖やよく目にするニュースのせいで
確率が低いことが高いように勘違いをしてしまい
実際に確率が高いリスクを取ってしまうことがあるんです。
他にも経験則から判断をして
実際には、正しくない選択をしたり
自分の評価を過信して
成功したときには、自分のおかげ
失敗した場合、他人のせい
ということをしてしまいうことがあります。
ここまで読んだあなたは、
人は、事実や合理的な考えをするのが苦手ということが
よくわかってもらえたかと思います。
そして、本書のタイトル
「ファクトフルネス」の意味がまさに
事実に基づいて正しい見方をする
という意味です。
本書では、冒頭の13の質問から
日常的にある勘違いや思い込みに
気付かせてくれます。
英語ですがその質問が以下のURLのURLにあるので
やってみるとおもしろですよ。
これがURLです。
僕が読みながらこの問題と説いたときには、
わずか1問しか答えられませんでした 笑
あなたは、ときましたか?
実際に問いてみるとわかるんですが
選択肢は、3択で
確率で計算すると33%ぐらいになります。
しかし、問題の平均、正解数は2問です。
ちなみに、チンパンジーでは、大体5問です。
では、なぜチンパンジーよりも
正解率が低くなるんでしょうか?
その答えは、簡単で
人は、勘違いや思い込みをしており
間違った知識をつけているからです。
ですが、本書「ファクトフルネス」では、
勘違いや間違った思い込みに
気付かせてくれます。
はっ!となることや
そうだったんだ!
というふうに自分がいかに本能で判断をしていることがわかるし
間違った思い込みをしていることが
身にしみてわかります。
また、その思い込みにたいして
どのような考えをすればいいかを教えてくれ
読めばファクトフルネスの考えで行動することができるんです。
実際、冒頭に僕が紹介したように
人は、本能に従って生きています。
しかし、その本能は、
間違っていることが多いです。
12問の問題がいい例で
人は、間違った知識や本能によって
チンパンジーにすら勝てないんです。
じゃあどうすればいいか?
それが本書のタイトルである。
ファクトフルネスで
事実に基づいた合理的な考え方を
する必要があるんです。
そうすれば、間違った知識や本能による
不合理な判断をすることが
少なからず減ります。
ぜひ、本能にだまされないで
生きたい人は、買ってみてくださいね。
それでは!