こんにちは、ハロゲンです。
最近、大学の入り口付近で
アマゾンの2000円のクーポン配ってました。
僕は、よくAmazonで本を買うので
もちろんそのクーポンを
もらいました。
でも2000円クーポンもらうためには
Amazon Pirme Studentというものに
登録をしなくてはいけないんです。
その登録自体は、6か月無料で
映画とか音楽とかが聞き放題
そして買い物をすると
10%ポイント還元という
かなりお得なものなんです。
でも2000円のクーポンをもらうためには
月200円の有料会員になる必要があるんです。
で僕は、これを知った時に
まあそんなうまい話あるわけないよね
と思うと同時にこの戦略上手いな
と思ったんですね。
その理由は、3つあって
まず1つ目は、
無料体験期間を設けているということです。
これって今の世の中だとよくあるんですけど
この無料期間というのが
フロントエンド商品となっているんです。
フロントエンド商品というのは、
後続のサービスや商品につなげるために
最初に用意しとくハードルが低い商品のことで
よくある化粧品の無料サンプルとかがいい例です。
人間って未知のものを欲しがるときとか体験するときは、
悪いものだったらどうしよう、
損をしたらどうしようと思い
怖いものです。
ですけどこのフロントエンド商品があれば
損をすることないし怖がることもなく
体験することができるんです。
さらにこのフロントエンド商品のメリットは
返報性の原理というものが働きます。
返報性の原理というのは、
人になにかしてもらったら
何か返さなくてはいけないと思うことで
日常的にあるのが
誕生日プレゼントをもらったら
返さなくてはいけないとか
いつももノートを借りている人に
申し訳なくなって
なにか奢るというのがそうです。
だからこのAmazon Prime Studentの6か月無料期間というのは、
返報性の原理が働くように
かなりいいサービスを提供しているんです。
そうすることによって、
これだけのサービスを提供してくれるなら
有料会員になってもいいかな
と思うようになるし
いいサービスというのは
人に勧めたくなるものなので
友達同士でこの口コミも広がります。
こんな効果がこのフロントエンド商品である
6か月無料サービスにあるんですね。
そして2つ目のうまい戦略は、
有料会員にならないと
2000円クーポンが使えないところです。
なんでかっていうと
この2000円クーポンというので
学生は惹かれるんですけど
まずは、最初のように
無料で試してみます。
でも無料サービスを使うにつれて
2000円クーポンというのは、
頭に残り続けます。
そしてそのうちに
得をしたいがために
会員登録をしてしまうんです。
さらに2000円という値段が
かなりいい設定をしていて
この有料会員は、月額200円で
年会費が500円安くなっていて1900円です。
だから有料会員になろうとしても
そもそもクーポンとして
貰える2000円を超えることはないんです。
これはかなり大きいことで
年会費を払っても100円の得を得ることができるし
損をすることなく安心して年間会員になることが出来るんです。
また年会費を500円安くすることによって
お得感を出しているし
逆に月額制に登録して
もし1年間使い続けたとしたら
500円の損になるわけです。
ようは、月額制より500円安くすることによって
月額だと長い目で見たら損ということを伝え
年間会員になることを誘導しているんです。
さらに月額の200円という額も
結構重要でサービス自体を
安く感じることが出来ます。
Amazonがこのサービスでターゲットにしているのは
大学生なのでできるだけ安いサービスに
しないと登録してくれません。
だから月に200円ということを
強調してハードルを下げているわけです。
逆に考えてみると
この月額がなかったら
1900円の年間会員を登録する
ハードルというのは、
かなり高いものになっていたはずです。
だからこの月額200円というのは、
安く感じさせるものでもあるし
年間会員に誘導させるものでもあります。
あと最後に当たり前なんですけど
期限を設けているというところです。
これは、どのビジネスでも
使われている緊急性というもので
ようは、締め切りがあることによって
人は、行動をすることが出来るというものです。
多分誰でも経験したことがある
提出期限前日になって急にやり始めたり
テスト前の夜に急いで勉強を始めたりするあれです。
この緊急性というのは、
締め切り効果ともいわれています。
で普通の緊急性ならなにも思わなかったんですけど
学校で配られているクーポンの有効期限が
2018年の10月31日となっていたんです。
でもこれだけ見たら
普通の緊急性じゃんと思うかもしれないですけど
実は、この期限というのは
Amazonサイトに載っている期限が
2019年1月15日となっていて
大きく違うんですね。
まあ乗っているクーポンのバーコードが違うので
それによって期限に違いを出しているんですけど
この通常の期間よりも短く見せることで
なるべく早く行動させようと
しているということです。
確かに学校の付近でこのクーポンを配っている時に
その有効期限が3か月後ぐらいだったら
あとででいっかとなるし
忘れてしまいますよね。
だから配っているクーポンを配っている期限に合わせて
期限を設定するというのが有効になるんです。
実際僕がこのクーポンをもらったのは、
10月に入ってからでした。
おそらく多くの人が
この実際とは違う期限の影響で
有料会員に登録した人がいると思います。
やっぱりこの辺の細かい戦略が
上手いですよね。
でも他にも僕には到底理解できないような
戦略がたくさんあると思います。
そういうのを考えてみるのも
面白そうですよね。
多分他にありそうなのは、
この有料サービス自体も
第2のフロントエンド商品で
他のサービスにつなげているとかも
あると思います。
まあこれぐらいしか浮かばないですけど
今後戦略を見つけることが出来たら
また発信していきますね。
そして話が変わるんですけど
実は、この記事を書いている僕も
有料会員登録をしてしまいました。
それも年間会員です(笑)
まあ見事に戦略にはまったんですけど
僕は、結構本を買うので
多分元は年間1900円のもとは
十分ポイントで賄えると思います。
だからこのAmazon prime studentは
かなりおススメです。
もしAmazonで買い物をすることが多いなら
登録してみるのもいいと思います。
そしてその登録するときにこれらの戦略を思い出してくれたら
うれしいです。
それでは!