こんにちは、ハロゲンです。
よく、お金がないと不幸になる
と言われますよね。
でも、実際は、どうなんでしょうか?
お金が無くても幸せ
といっている人もいますし
逆にお金が無くて
毎日が大変と思っている人も
いると思うので一概には、
お金がない=不幸
といえなそうです。
ということで、
今回は、お金がないと不幸になるのか?
を心理的に話していこうと思います!
お金を心配しているか?していないか?
結論から言うと
お金がない=不幸になる
というのは、少し違くて、
重要なのは、
「お金の心配があるか、ないか」
です。
インドのタミル・ナドゥ州で
サトウキビ農家500人を対象にした
ある調査をしました。
その調査では、
サトウキビを借り入れた後の
お金が豊富にあるときと
サトウキビを刈り入れ前の
お金がないとき
それぞれで
認知テストを受けてもらいました。
すると、日常生活は、全く変わっていないのに
関わらず、サトウキビ刈り入れ前の
お金が少ないときには、
IQのスコアが9~10ポイントも
低くなっていました。
つまり、実際の生活とは関係がなく
お金の「ある」、「ない」が
大きくサトウキビ農家の
認知力を変化させたのです。
また、米国のショッピングセンターで
行われた実験でも
同様の結果が出ています。
その実験では、実験参加者に
車の修理の状況を想像してもらい
2つのグループに分けました。
あるグループでは、空想上で
1500ドル(約20万円)が請求され
もう一つのグループでは、
150ドル(約2万円)が請求されました。
そして、状況を想像してもらったあとに
サトウキビ農家と同じように
認知テストを受けてもらいました。
すると、参加者が裕福の場合
どちらのグループでも
差が出ませんでした。
しかし、参加者が裕福ではない時
1500ドルを請求されたグループでは
認知テストの成績が悪くなったんです。
この実験の面白いところは、
実際に請求されたのではなく
空想上で行われたことです。
空想上のことであっても
お金がない場合
かなり認知力が低下するんですね。
また、ハーバード大学の心理学者
センディル・ムッライナタンによると
お金の心配をしている時には、
脳内の「変域幅」が狭くなり
認知力が低下することが分かっています。
さらに、それは、
徹夜による認知力の低下の
80%に相当するらしんです。
これって徹夜をしたことがある人ならわかると思うんですが
かなりの認知力の低下ですよね。
それに加えて、
プリストン大学の心理学者
エンダー・シャフィールによると
「お金の心配をするほど貧乏から抜ける判断ができなくなる」
ということを言っています。
つまり、
「お金がない」と思考が鈍り
良い判断ができなくなる、
すると、どんどん不幸になる
ということです。
逆に
「お金の心配がない」
と認知力は低下しないので
誤った判断をしづらくなり
不幸になりずらくなります。
まあ、簡単にまとめると
「お金の心配がある」と不幸に
「お金の心配がない」と不幸になるづらい
ということです。
確かに、お金は重要ですが
それ以上にお金の心配をすることが
不幸になるかならないかを
分けるということですね。
だから、借金をして
犯罪をしてしまうのも
納得がいきます。
借金により→お金の心配をする
すると、認知力が低下→
誤った判断をしやすくなり、
犯罪を起こしてしまう
という流れですかね。
こう考えると
負のループにはまらないためにも
借金はしないほう良さそうですね。
他にも、毎日、毎日
お金の心配をするのも危険そうです。
ぜひ、お金の心配をしている時には、
この認知力低下に気おつけてくださいね。
それでは!