週間少年ジャンプの販売戦略が凄いから語ってみた

ビジネス

どうも、ハロゲンです!

僕は、毎週ジャンプを買って読んでいるのですが
よくよく考えたら週刊少年ジャンプの販売戦略がすごいなって思ったので紹介したいと思います。

そもそも週刊少年ジャンプを知らない人がいるかもしれないので
説明すると

集英社が毎週月曜日に発行しているいくつもの漫画が掲載されている漫画雑誌です。

値段は250とお手軽です。

だから、いち早く最新話を読みたい人、色んな漫画を読みたい人は買います。

でジャンプの中にはまだ単行本が発売されていない漫画の連載が始まることがあるのですが、

もしジャンプがなくて
急に単行本として発売されたとしても
内容が面白いのかは読んでみないと
全く分かりませんよね。

だから、この場合いくらタイトルが面白そうでも
買ってつまらなくてお金を無駄にしたくないので
買わないと思います。

これは心理学でいうと
「恐怖から逃れたい」という人間の第1欲求によるものです。

もし買って面白かったとしても
そもそも買った人が全員口コミを起こすわけではないので
あまり拡散されません。

で、そこでジャンプの出番です。

ジャンプって毎週読んでいるリピーターがかなりの数います。

ちなみに2017年の10~12月の1週あたりの発行部数は181万部で
全盛期は653万部あったらしいです。

少年サンデーは83万部とジャンプは圧倒的な発行部数です。

まあこれだけの数の読んでいる人が居るので
口コミを起こす割合が低いとは言え
かなりの拡散力になりますよね。

そしてジャンプで面白い漫画が連載されたら
一気に拡散されます。

それに加えてその漫画の一定数のファンが生まれます。

それにジャンプって保存するのも大変なので捨ててしまうので、
読みたいときに自分の好きな漫画が読めないんです。

もし保存してたとしても、1つの漫画を読むとなると
1話ごとに次の週のジャンプを出して、ページをめくって探して
かなりめんどくさいです。

だから、ファンになった人は何回も読みたいので
ジャンプを買っていてストーリを知っていたとしても
単行本を買ってしまうんです。

この流れになるだけで出版社は
かなりの売り上げになります。

多少の人気になれば
フィギアとかを販売すれば
ファンは買いますし

さらにアニメ化
さらに映画化

と繋がっていきますよね。

映画とかアニメの場合は漫画が続く限り何回もやることが出来ます。

ワンピースはアニメでやった話を映画バージョンでやったりしていますよね。

ファンは同じ話でも映画でも見に行きますし
映画で新たにファンになる人が出てきます。

その新たなファンも漫画を買いまた映画をやるなら見に行きます。

この流れになったら売り上げは増えていく一方ですよね。

でここであなたに気づいてもらいたいのは
ジャンプをお金を払って買ってもらっているだけなのに
勝手に漫画の口コミが広がってこの流れになっていることです

出版社からしたら週刊でジャンプを発行して
単行本を出版したら勝手に売れていく状況です。

それに漫画ということもありその漫画が終わるまで
読者は全巻揃えたいと思うので一定数の売り上げは、確保できます。

でこの流れを作っているのがジャンプなわけです。

250円でこのような大きな広がりになるって凄いですよね。

実際、ジャンプは
「単行本を読んでいる人より早く次の話を知れる」
「たくさんの漫画の1話分を提供」
を提供しているだけなんです。

でもこれが実は理にかなっていて
心理学で人間の8つの第1欲求の一つ
「他人よりまさりたい」
という欲求を満たしているわけなんです。

実際ネットビジネスでもこれらの流れは同じで
ファンを作れば知らないところで口コミが広がり

そしてリピータも増えていきます。

こうなると集客もいらなくなり
商品を出せば売れていく状況になって
収益が増えていくんです。

ジャンプはこれの強化版みたいなものです。

で話が逸れましたが
これらの流れの話は他の週間漫画雑誌にも言えことです。

でも、圧倒的にジャンプが発行部数が異常だったのと
僕が毎週読んでいるのでジャンプを例えに話してみました。

今後はジャンプがなぜ圧倒的な発行部数を誇っているのかについても
興味がわいたのでリサーチしていきたいと思います。